本稿では、スマホの契約審査に落ちる理由を紹介します。
高額端末を分割払いしようとしている
法律により、10万円を超える端末の分割審査はかなり厳しくなります。
なお、審査は割引適用前の値段で行われます。
一括で購入すれば審査に通る可能性があります。
本人確認書類(身分証明書)と入力内容が完全に一致していない
本人確認書類には住所欄に「1丁目2番地」と記載されているのに、「1-2」と短縮して入力したり、身分証明書の名前では旧漢字が使われているのに、入力欄では他の漢字を使っていたりすると本人確認書類と相違があるとして審査に落ちることがあります。
本人確認書類(身分証明書)のアップロードに不備がある
「必要なところが写っていない」「余計なものが写りこんでいる」「隠すべきところが隠されていない」「明るさが適切でない」等があると審査に落ちます。
隠す必要がある場合は、付箋等を使って物理的に隠しましょう。
モザイク処理などのデジタル加工をした画像は無効になる場合があります。
申込上限数を超えている
多くの通信事業者では同一住所・同一名義での申し込み上限数を5回線~10回線に制限しています。
通信事業者によっては、その通信事業者が提供する通信サービス全体での合算で「何回線まで」と制限しています。例えばKDDIでは「Au」「UQ mobile」「Povo」合わせて5回線までの制限があります。
同居する家族がそれぞれに契約しており誰がどこと契約しているか把握していないという場合は、確認してみるといいかも知れません。
解約済みでも支払いが完了するまでは契約中として扱われることがあります。
レアケースとして、隣近所が同一住所で契約予定の通信事業者を契約しているために上限数に達しているとして契約できないことがあります。該当する場合、通信事業者に問い合わせましょう。
相性の悪いクレジットカードで申し込んでいる
通信事業者とクレジットカードの相性が悪く、審査に落ちることがあります。
審査に落ちた後、クレジットカード情報だけ変えて再度申し込んだらすんなり通ったという事例も多いので、持っている方は別のクレジットカードで再度申し込んでみましょう。
使用履歴の浅いクレジットカードで申し込んでいる
作り立てのクレジットカードだと、返済能力があるかどうか判断が難しいため審査に落とされる可能性があります。
少額でもいいので、しっかりと使用実績のあるクレジットカードを使いましょう。
高額の買い物を数回したカードより、低額でも数ヶ月継続して支払い実績のあるカードの方が信用度は高くなります。
クレカやローン、携帯電話料金の滞納履歴や債務経理履歴がある
クレジットカードやローン、携帯電話料金の滞納履歴や債務整理履歴が確認されると、支払い能力が無いと判断されて審査に落ちることがあります。
また、MNO(大手キャリア)では親が契約名義を子ども、支払い名義を自分(親)にすることができますが、親が支払いを滞納した場合、契約名義は子どもとなっているため子どもの信用情報に傷がつきます。これが原因で審査に落ちるケースもあります。
名義が異なる
SIMカード(回線)の契約名義と支払い名義が異なると審査に落ちます。
同姓同名の人の影響
主に店舗で契約する際に発生するのですが、極まれに、同姓同名、生年月日まで同じ人が過去に滞納を起こしたなどの理由で審査に落ちることがあります。
審査に落ちるようなことをした覚えがない、スマホの契約が初めてという場合は同姓同名の人が
ブラックリストに入れられている
ブラックリストは、同居する家族にも影響が及ぶ可能性があります(家族ブラック/世帯ブラック)