この記事では通信業界における、「ブラックリスト」や「喪明け」というワードについて解説しています
ブラックリストとは・ブラックリストに入れられる理由
ブラックリストとは
ブラックリストとは、通信事業者等がまとめたあまり良く思っていない顧客のリストのことです
ブラックリストに入れられてしまうと、通信事業者と契約しようと思っても契約を拒否されたり、端末を割引価格や分割で購入できなくなってしまいます。
ブラックリストは3種類ある
ブラックリストは3種類存在します。
1つ目が「信用情報ブラック」。
スマホ本体を分割払いで購入したが最後まで支払わなかった場合等にこの信用情報ブラックにリスト入れられます。
信用情報ブラックに入れられると、端末の購入に制限がかかります。
2つ目は「携帯ブラック」。
通信(通話)料金の支払い滞納を繰り返して強制解約となった際は、この携帯ブラックにリスト入りします。
携帯ブラックに入れられると、他社で契約しようとしても断られてしまう可能性が高くなります。
3つ目は「通信事業者(キャリア)ブラック」。
機種本体を安価(一括1円等)で購入してすぐに解約・MNP転出した場合等、通信事業者にとって不利益となる行為を行うとその通信事業者のブラックリスト(通信事業者ブラック)に入れられます。
少し変わった理由としては、ショップで店員に悪質な態度をとった場合も通信事業者ブラックリストに入れられてしまう可能性があります。
通信事業者ブラックに入れられると、今後その通信事業者(およびサブブランド)としばらくの間…場合によっては一生契約できなくなってしまいます。
ブラックリストは同居する家族にも影響が及ぶことがある
OCN モバイル ONEというMVNO(格安スマホ・格安SIM)で、割引端末購入→短期解約を繰り返した結果、同居する家族も契約できなくなってしまったという事例が多数報告されています。
喪明けとは
ブラックリストから削除されることを「喪明け」と言います。
喪明けまでの期間はケースバイケースですが、1年以上かかることを覚悟しておいた方がいいでしょう。
早ければ半年ほどで喪明けしますが、遅ければ2年以上経っても喪明けしません。