本稿では、iPhone・iPadの「電源ボタン(サイトボタン/トップボタン)」「音量調節ボタン」「ホームボタン」をなるべく使用せずにスリープ解除等の各種操作を行う方法を紹介します。
なお、iPhone 7以降に搭載されているホームボタンは全て「感圧式」となっており故障の心配はほぼありません。
電源ボタンを使わずスリープ解除する
電源ボタンを使わずにスリープ解除するには、「タップしてスリープ解除(ホームボタン非搭載機種)」か「手前に傾けてスリープ解除」の設定をします。
「タップしてスリープ解除」の設定方法
設定アプリから「アクセシビリティー」「タッチ」の順にタップして「タップしてスリープ解除」ボタンを緑色にします。
「手前に傾けてスリープ解除」の設定方法
同じく設定アプリから「画面表示と明るさ」をタップし「手前に傾けてスリープ解除」のボタンを緑色にします。
ボタンを使わずスリープ・電源OFFおよびスクリーンショットを撮影する
設定アプリから、「アクセシビリティー」「タッチ」「AssistiveTouch」の順にタップし、Assistive
Touchをオン(画像最後、一番上、赤枠で囲った部分)にしてください。
四角または丸型の仮想ボタン(AssistiveTouch)が画面上に表示されます。
続いてAssistiveTouchの設定を行います。カスタムアクション(もう一つの赤枠で囲った部分)はとりあえず画像通りに設定してください。
ダブルタップでメニューが開くようにしたのは誤タッチ(誤反応)防止のためです。
青枠で囲った部分はお好みで変更してください。AssistiveTouchを目立ちやすくしたり、逆に目立ちにくくしたりといった調整が可能な項目です。
緑枠で囲った部分をタップするとAssistiveTouchをタップした時に表示されるメニューの編集が出来ます。アイコンの数を3個にし「画面をロック」「再起動」「スクリーンショット」を割り当てましょう。
デフォルトではAppスイッチャー等が登録されていますが、タップすることで別の項目に変更することが出来ます。
スリープ・電源OFF、あるいはスクリーンショットの撮影をしたくなった場合、AssistiveTouchをダブルタップして表示されるメニューから該当の物を選択すればいいです。
電源OFFは「設定(アプリ)」「一般」「システム終了」の順にタップしても可能です。
ちなみに端末を充電することで電源ボタンを押さずに電源を入れることが出来ます
iPadの場合、設定アプリから「一般」「ジェスチャ」の順にタップし、「指で隅からスワイプを許可」を有効にし、「左下隅スワイプ」「右下隅スワイプ」のどちらかに「スクリーンショット」を割り当てることでもボタンを使わずにスクリーンショットの撮影が可能になります。
ボタンを使わずにスクショする方法は普通にスクリーンショットを撮影するより時間がかかってしまう点に注意が必要です。
例えばゲームをプレイしていて一瞬のシーンを撮影したい場合は普通の方法でスクリーンショットを撮影した方がいいでしょう。
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コントロールセンターを呼び出して音量調節しましょう。
ホームボタン非搭載iPhoneおよびiPadは画面右上から下にスワイプ、ホームボタン搭載iPhoneはホームボタン辺りから上にスワイプすることでコントロールセンターが呼び出せます。