【iPhone/iPad】OSのアップデート方法と注意点

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この記事では、iPhone/iPadのOS(iOS/iPad OS)のアップデート方法とアップデート時に注意すべきことについて解説しています。

OSアップデート方法

1.設定アプリを開きます

2.「ソフトウェアアップデートあり」と表示されている部分をタップします。

3.「ダウンロードしてインストールをタップ」します。
パスコードを入力するとOSの更新作業が始まります。

また、(設定アプリ)「一般」「ソフトウェアアップデート」「ダウンロードしてインストール」の順にタップしてもOSを更新することが出来ます。

「ダウンロードしてインストール」のボタンがグレーアウト(暗くなっていて押せない)状態になっている場合の解決策

「ダウンロードしてインストール」のボタンがグレーアウト状態になっている場合は、原因として「デバイスのバッテリー残量が少ない」「ネットワークに原因がある」「端末の空き容量が少ない」の3つの原因が考えられます。

以下、詳しく解説します。

デバイスのバッテリー残量が少ない

バッテリー残量が50%以上もしくは、電源に接続(充電)されていないとOSのアップデートをすることが出来ません。

ステータスバーやウィジェット等画面上に表示されるバッテリー残量は正確ではないことがあります。

なお、バッテリーが50%以上あっても充電しながらアップデートすることをおすすめします。


もしアップデート中にバッテリーが切れるとアップデートに失敗してしまい、データが消えたりリカバリー(復旧)作業を行わなければならなくなる等面倒なことになる可能性が高いからです。

ネットワークに原因がある

アップデートサイズによってはWi-Fiへの接続が必要な場合があります。
※5G対応iPhone(iPhone12以降、iPhoneSE (第3世代))では「5Gでより多くのデータを許容」をオンにすることでWi-Fiに接続しなくてもOSの更新が出来ることがあります。

また、プロキシやVPNネットワークを介してネットに接続しているとアップデートサーバーに接続できずアップデートできない場合があります。

端末の空き容量が少ない

OSのアップデートを行うには、ストレージ容量の空きに余裕が必要です。

ストレージ容量がいっぱいの場合、不要な写真や動画・アプリ(アプリデータ)を削除する等してストレージ容量を開けましょう。

写真・動画の削除は右下のゴミ箱マークをタップして「写真(ビデオ)を削除」しただけでは不完全です。アルバムタブの下にある「最近削除した項目」をタップして右上の「選択」左下の「すべて削除」の順にタップして完全に削除しましょう。

「設定アプリ」「一般」「iPhone(iPad)ストレージ」の順にタップすることで容量消費の多い動画やアプリを確認することが出来ます。
どれを消せばいいか分からないという場合は参考にしましょう。

アップデートを確認できません/アップデートをインストールできませんと表示された場合はアップデートを削除

出典:Apple(https://support.apple.com/ja-jp/HT201435)

このようなエラーメッセージが表示された場合は、アップデートを削除することで解決できる場合があります。

アップデートを削除するには「設定アプリ」「一般」「iPhone(iPad)ストレージ」の順にタップします。

アプリ一覧の中に「iOS (数字)」というデータが見つかるのでこれをタップして次の画面で「アップデートを削除」をタップするとアップデートを削除することが出来ます。

アップデートが見つからない・アップデートを削除してもアップデート出来ない場合はネットワークの変更や時間を置いてアップデートするといいでしょう。

アップデート時の注意点

アップデートして大丈夫か確認する

OSをアップデートすることでアプリが使えなくなったり、通信(通話)出来なくなることがあります。

MVNO(格安SIM・格安スマホ)を契約している方やお気に入りのアプリがある方、仕事や日常生活で必須となっているアプリがある方は、通信事業者やアプリ提供元の動作確認が取れるまではアップデートしないようにしましょう。

バックアップを取ってからアップデートする

バックアップを取らずにアップデート作業を行うと、万が一アップデートに失敗した時にデータを失いかねません。

下記リンクを参考にバックアップを取ってからアップデートしましょう。

iPhone、iPad、iPod touch をバックアップする方法
iPhone、iPad、iPod touch をバックアップしておけば、万一デバイスを交換、紛失、損傷したときも大切な情報のコピーがあるので安心です。

出来れば、iCloudとパソコン両方にバックアップを取るのが望ましいです。

時間に余裕がある時にアップデートする

1時間以上アップデートに時間がかかることもあるので、必ず時間に余裕がある時にアップデートするようにしましょう。

また、時間に余裕がある時にアップデート作業することで万が一アップデートに失敗してもすぐリカバリー(復旧)作業することができ、被害を最小限に抑えることができます。

充電しながら行う

アップデート作業中にバッテリーが切れるとアップデートに失敗してしまう可能性が高いため信頼できる方法で充電しながらアップデートしましょう。

信頼できる方法というのは「モバイルバッテリー等からではなくコンセントから」「ワイヤレス充電ではなく有線充電で」「Apple純正品または信頼できるメーカーの充電器・充電ケーブルを使って」充電することを意味します。

OSアップデート後に注意すること

アプリをアップデートする

AppStoreアプリを開き、右上の丸形アイコンをタップしてスワイプし(上方向)、アプリのアップデートがあった場合はアップデートしましょう。

毎年9月ごろに配信される大型のOSアップデート(配信)から1ヶ月ぐらいは次々にアプリのアップデートが配信されるので頻繁に確認しましょう。

バッテリーの減りが早くなっても慌てない

OSをアップデートするとバッテリーの減りが普段より早くなることがありますが、不具合等ではありません。

だいたい2-3日、長くても1週間ほどでバッテリーの減りが落ち着くことが多いです。

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