日本通信SIM 合理的シンプル290プランの上限値に達し、通信速度が制限されたのでどれぐらい速度が出るか検証したところ全く使い物にならない速度であることが判明したので紹介します。
なお、合理的シンプル290プランとそれ以外のプランは速度制限時の通信速度が異なるようです。（真意は不明ですが、合理的シンプル290プラン以外のプランの速度制限は128Kbpsのようです。）
通信速度を測定
OoklaのスピードテストアプリとFast.comの２つで測定しました。
結果はご覧の通り。
測定不可という結果になりました。
時間や場所を変えて複数回計測しても結果は変わりませんでした。
推定16Kbps以下
以下の画像は、左側がIIJmioで低速モードで3日以内に366MB以上通信してしまい低速制限にかかった状態（通信速度非公開）、右側がmineoのマイそくプランの32Kbpsに速度制限される時間帯での通信速度測定結果です。
かなり低速ながらも一応測定結果が出ていることから、(測定不可になる)合理的シンプル290プランの制限時の速度はこれ以下の通信速度だということが推定出来ます。
LINEで一文字送るのさえ困難なこともある通信速度
いくら低速とはいえ、LINEで文字送るくらいは出来るでしょうと検証した結果がこちらです。
メッセージの送信開始時間とスクリーンショットの撮影時間に注目していただくと、たった1文字のメッセージを送信するのさえ10分以上経過しても送信完了出来ていないことが分かっていただけると思います。
さらには、相手が既読を付けたにもかかわらずこちらに既読が付きませんでした。
マイページだけは何とかアクセス可能
読み込みに時間がかかるものの契約内容の変更（上限値の変更・オプションの契約・解約）や請求明細の確認は出来ました。
マイページ内だけは少し速度制限を緩和しているようです。
（とはいってもかなり遅いです。通信速度をリアルタイム表示できるアプリで測定したところ下り最大20KB/s(160Kbps)の通信速度が確認できましたが、ほとんど10KB/s以下でした。）
ただし、マイページ内でも一部ページは緩和対象外のようです。
例えば「クレジットカード変更」はタップしてから10分以上経過しても読み込みが終わらず実質不可能でした。
なお、通信制限下でマイページにアクセスへのアクセスを考えている場合はサイトをブックマークしておきましょう。Google検索等は使えません。
上限に余裕を持たせるかPovoとの併用がおすすめ
ほとんど1GBで足りる場合でも上限を2GBに設定しておくか、Povoと併用しての利用がおすすめです。
1GB追加にかかる料金は220円です。つまり2GB使っても510円しかかかりません。
また、請求される料金は実際に使った量なので上限を2GBに設定しても1GBまでしか使用しなかった場合請求される料金は290円（＋ユニバーサルサービス料等）です。
