本稿では、iPhone歴7年以上の筆者が考えるiPhoneの魅力・特徴を紹介します。
機種選びの難易度が低い
iPhoneは種類が少なく、どのモデルも一定水準以上の性能があります
発売年が新しいほど性能も高くなり、前機種からスペックダウンすること(機能を省いたり)がありません。
Androidは莫大な種類があり、機種によって性能・機能が大きく異なります。
同じメーカでも発売が新しい方が性能が高いとも限らず、前機種からスペックダウンすることも普通にあります。
しっかりとスペックを確認して買わないと「発売年が新しいモデル買ったのに前機種の方が高性能だった」なんてことになりかねません。
対応バンドが広い
iPhoneはどの通信事業者のSIMカードを使っても問題なく通信出来るように設計されています。
Androidは「特定の通信事業者に最適化」されていることも多く、自分の使っている通信事業者で使える端末かを確認する必要があります。
操作が簡単(UIが統一されている)
下の画像は、2015年に発売されたiPhone 6sと2019年に発売されたiPhone 11の設定アプリを開いた画面のスクショです。
上から「ユーザー名」「機内モード」「Wi-Fi」「Bluetooth」…と共通の文字表示および並びになっています。つまりUI(ユーザーインターフェイス)が統一されています。
続いて、Android2機種の設定アプリを開いた画面のスクショです。
このようにUIがAndroidは機種によって異なります。
UIが統一されているiPhoneは買い替え後に操作方法で戸惑うことがほとんどありません。
Androidは、メーカーを変えてしまったら操作方法を覚えなおさないといけなくなることがあります。
UIが同じだと、誰かに教える・教えてもらったりネットで検索するのも簡単です。
iPhoneは「設定アプリ開いて、上から〇番目の△△をタップして…」と説明できます(説明してもらえます)が、Androidはそれが難しい状況にあります。
ネットで調べるのも、例えば明るさの変更方法が分からない場合iPhoneだと「iPhone 明るさ 変更方法」で検索するだけでいいですが、Androidだと「Xperia10 明るさ 変更方法」など具体的な機種名を入れる必要があります。
細かな話をすると、iPhoneでは位置情報サービスの表記が「位置情報」で統一されていますが、Androidでは「位置情報」と表記している機種もあれば「GPS」と表記している機種もあります。
このような表記の細かな違いは他にも「インターネット共有(テザリング/インスタントホットスポット」や「マナーモード/サイレントモード」等があります。
この細かな表記違いによって、設定アプリ内で検索する際に、Androidではスムーズに探せず苦戦することも多いです。
下の画像は、端末標準の写真アプリのデザインです。
iPhoneは機種によるデザインの違いがないため、写真アプリが見つけられない人に「こんなやつ」とアイコンを見せて探し出す手助けが出来ますし、手助けを受けることが出来ます。
Androidはアイコンやアプリ名等が異なるケースがあり、自力で探す・探してもらう必要があります。
アフターサポートが充実している
どうしても操作で分からない事・困った事があった時に、iPhoneであればメーカー…つまりAppleに直接相談することが出来ます。
Appleの人は研修を受けているため、良質なサポートを期待できます。
また、詳しくは後述しますが修理体制も整っています。
Androidは基本的に、自分で調べて解決するしかありません。
通信事業者に聞くことが出来ても、期待通りの返答をもらえるとは限りません。
修理体制も貧弱です。
OSの配信タイミングが統一されている
iPhoneならどの機種を使っていても、どこの通信キャリアを使っていても同じタイミングでiOSの新しいバージョンが配信されます
Androidはメーカーやキャリアが独自にAndroid OSをカスタマイズしているために、GoogleからAndroidの新しいバージョンが公開されても、実際に自分の使っている端末がアップデートできるまで数週間~1カ月以上かかることがあります。
OSのサポート期間が長い
iPhoneは発売から5回はOSのメジャーアップデートに対応します。
Androidは3回メジャーアップデートに対応すればいい方です。
中には一度もメジャーアップデートされない機種もあります。
またiPhoneは最新OSのサポートが終了してもセキュリティーに関するアップデートはしばらく配信してくれますが、Androidは機種によっては最新OSのサポート終了とともにセキュリティーに関するアップデートも配信されなくなってしまいます。
アプリの安全性が高い
iPhoneのアプリストア(App Store)にあるアプリは全て事前にAppleが厳正な審査をした上で公開されています。
一方、Androidのアプリストア(Google Play)は特にGoogleによる事前審査はなく、ユーザーから報告があった場合に調査しています。
App Storeにも悪質なアプリは存在していますが、数はGoogle Playと比べると圧倒的に少ないですし、悪質性もそこまで高くありません。
修理しやすい(長く使える)
iPhoneは、修理やバッテリー交換が必要になった時にメーカー(Apple)に直接依頼しなくても非正規業者(町の修理屋)さんに依頼して修理やバッテリー交換サービスを受けることが出来ます。
Androidは、人気機種でないと町の修理屋さんでは修理やバッテリー交換を受け付けていない事が多く、人気機種であっても修理してもらえる可能性は決して高くありません。
頼みの綱であるメーカーでも発売後数年間しか修理受付していないことも多く、Androidは故障したりバッテリーが劣化したら買い替えるしかないことも多いです。
長く使っても快適
Androidは使えば使うほどストレージ性能が低下するため、長く快適に使うことができません。
iPhoneはこのような問題がないため長く快適にできます。
アクセサリーが豊富
iPhoneは保護ガラス・ケース等のアクセサリーが豊富にあります。
Androidだと基本的にネットで探さなければなりませんが、iPhoneなら店頭でアクセサリーを購入することが出来ます。
また、何かのグッズとしてスマホケースが売られる場合、iPhone用しかないことも多いです。
好きな作品(漫画・アニメ・ゲーム)がある場合や好きな人物(アイドル・ジャニーズ等)がいる場合、Androidだと悔しい思いをすることも少なくありません。
連携能力が高い
Mac/iPad/Apple Watch/Air Podsといった他のApple製品との連携機能がハイレベルです。
Androidだとこうはいきません。Androidを開発しているGoogleは他にChrome OS(chrome book)やPixel Watch、Google Pixel Buds等を開発していますが、Androidスマートフォンをこれらのデバイスと組み合わせてもAppleほどの連携能力はありません。