スマホ課金を否定しない理由

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スマホアプリに課金するという行為に対して「データ(形ないもの)にお金払うなんてとんでもない」と否定する声が一定数あります。
しかし、筆者はスマホ課金を否定しません。むしろ積極的に課金していくタイプです。

なぜ筆者はスマホ課金することを良しとするのか、その理由を紹介します。

絶対的に悪いお金の使い方ではない

アプリ課金することは違法行為ではありません。
違法行為でない以上「とんでもないお金の使い方」だとは思えませんし、その人がどうお金を使おうとその人の勝手でしょう。

むしろ否定することこそ、形にならない仕事やその仕事をしている人を否定することになるため、とんでもない行為だと筆者は感じます

データ(形ないもの)にお金を払っていない人は殆どいない


「データ(形ないもの)」というのはアプリに限ったことではありません
音楽やアニメ、ドラマ、映画などもアプリと同様「データ(形ないもの)」です。
しかしこれらを楽しむためにサブスクに登録している人を批判しないでしょう。

また、スマホの契約(通信回線)も「データ(形ないもの)」ですが、ほとんどの方が契約しているでしょう。

同じ「データ(形ないもの)」なのに通信回線や音楽などにお金払うのはOK、アプリに課金するのはNGというのは筋が通りません。

アプリ業界が衰退する

音楽を有料で聞く人がいなくなれば、アーティストは音楽を作ることができなくなります。アーティスト自体も減ってしまうでしょう。
その結果、私たちは音楽を楽しむことが出来なくなります。

同様にアプリ課金をする人がいなくなれば、新しいアプリ(機能)が開発されなくなったり、アプリを開発する人が少なくなってしまうでしょう。
その結果、私たちはアプリを、ひいてはスマホを楽しめなくなってしまいます。
私たちが普段、多種多様なアプリをスマホに入れて楽しめているのはアプリ課金をしてくれる人のおかげなのです。

形あるものがいいお金の使い方だとは限らない

そもそも、形あるものにお金を使うことが「いいお金の使い方」でしょうか。
世の中には、仕事や生活に役立たないアイテムなどたくさんあります。
一方でアプリ課金をすることによって、仕事の効率が上がったり、QOL(生活の質)が向上することもあります。
一概に形にあるものにお金を使うのはいいこと、形ないものにお金使うのは悪いことは言えないでしょう。形ないもの(データ分析)に投資した結果、業績があがる、効率が良くなることもありますしね

また、よく「サービス終了したらつぎ込んだお金が無駄になるからアプリ課金は良くない」と言われますが、形あるものだってずっと使える・使い続けられるわけではありません。
例えば食器は割れたらそこで終了です。
しかし「食器を割ってしまった。この食器買ったの無駄だった」とはならないでしょう。
アプリでも同じことです。

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