【iPhone/iPad】小容量+外付けストレージ運用は快適?

iPad

最近のiPhoneやiPadはUSB-Cポートを搭載し、USBメモリや外付けSSD/HDDといった外付けストレージとの接続が可能となりました
外付けストレージは1万円で1TB以上のものが購入可能なのに対し、iPhoneやiPadのストレージを増やすには、128GB増やすだけでも数万円かかります。

となると、思い浮かぶのがiPhone/iPadのストレージ容量を必要最低限にして写真や動画は主に外付けストレージで管理する運用。しかし、何か問題がないか心配になる方もいらっしゃると思います。

そこで本稿では、実際に外付けストレージ運用を行っている筆者がその使用感を紹介します。

快適とはいえないが、特別悪くもない

まず結論。外付けストレージ運用は快適とは言えません。
やはり、内蔵ストレージを大きくするのに越したことはありません。
その理由は主に3つあります。

1つ目は「外付けストレージを持ち歩く」のは面倒だということ。
大容量のiPhone/iPadであればそれだけ持ち歩けばいいところ、外付けストレージも持ち歩くのは面倒です。さらに言えば紛失や盗難のリスクもあります。
iPhoneやiPadは紛失・盗難してもデータ流出リスクは低いですが、外付けストレージは紛失・盗難してしまうとデータ流出リスクが高いです


2つ目は「すぐに写真や動画を閲覧・使用できない」ことです。本体に写真や動画を保存していれば閲覧したいと思った時にすぐに閲覧・使用できますが、外付けストレージ運用だと、外付けストレージを取り出して接続(データ転送)しなければ閲覧・使用できません。
外出中「今あの動画見たい、あの写真使いたい」と思ってもすぐ見れない、使えないのは歯がゆいものがあります。

3つ目は「バッテリーの心配」です。
外付けストレージを接続してデータ転送を行うとバッテリーを消費してしまいます。
特にUSBメモリに容量の大きい動画を書き込むのは時間がかかってしまうため、書き込みが終わったころには10%以上バッテリーを消費していることも多いです。

これらの理由から、外付けストレージは基本的におすすめしません。
しかし、これらが問題にならないのであれば外付けストレージ運用はありです。
例えば主に家の中で使う場合や家に帰ってからデータ転送するという場合は、持ち歩く面倒さや紛失・盗難リスクがあまりないですし、USB-Cハブを使って充電しながらあるいはワイヤレス充電しながらデータ転送ができるため、バッテリー問題も解消できます。





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