日本通信SIMというMVNOは、1ヶ月の期間が「開通日-1日」となります。
しかし、通話定額オプションのカウントは毎月1日~月末日となります。
つまり、1日にSIMを開通した場合は特に何も問題ないのですが、それ以外の日に開通した場合は通信の1か月間と通話の1か月間がズレることになります。
例えば15日に開通した場合、データ通信量のカウント期間は15日に始まり翌月14日に終了しますが、通話時間(通話料金)のカウントは1日から月末までとなります。
日本通信SIMのプランには月額基本料金の中に無料通話が入っていないプラン(合理的シンプル290プラン)と入っているプラン(それ以外のプラン)があります。
ここで、筆者は1つ疑問が生じました。
無料通話のないプランから無料通話付きのプラン、あるいは無料通話付きのプランから無料通話のないプランにプラン変更した際の通話料金です。
「無料通話付きのプランに変更手続きしたから、今から通話しても無料だろう」「無料通話のないプランに変更手続きしたけど、月末までは無料だろう」と思っていたら「通話料金が発生した」となれば残念でなりません。
この疑問を解消すべく、公式サイトを隅々まで確認したのですが、よく分からなかったのでサポートに問い合わせて回答を頂きましたので紹介します。
サポートの回答
サポートの回答はプラン変更月は「無料通話なしのプランから無料通話ありのプラン」にプラン変更する場合はプラン変更適用日から月末まで、「無料通話ありのプランから無料通話なしのプラン」にプラン変更する場合は「プラン変更適用日前日」まで無料通話が適用される、でした。
無料通話の種類が変わる場合も同様です。(70分通話無料or5分かけ放題⇔完全かけ放題。70分かけ放題⇔5分かけ放題は変更タイミングを即時適用か翌月1日適用か選択可能)
筆者の場合(「27日から翌月26日」がデータ通信の1ヶ月間)で具体例をあげると、9月27日から10月26日まで合理的シンプル290プランを使っており、10月27日から合理的みんなのプランにプラン変更に至った場合、70分通話無料or5分かけ放題(および完全かけ放題オプション)が適用されるのは10月27日からとなります。
10月1日~26日の間に通話した分は請求されるので注意が必要です。
翌月(11月)からは1日から月末日までが無料通話のカウントとなります。
逆に無料通話のあるプランから無料通話のないプランに変更となった場合、例えば9月27日から10月26日まで合理的みんなのプランを使っており、10月27日から合理的シンプル290プランにプラン変更に至った場合、70分通話無料or5分かけ放題(および完全かけ放題オプション)の適用期間は10月26日までとなり、10月26日から月末日に通話した分は請求されるので注意が必要です。
プラン変更時、通話オプションは引継がれない。
プラン変更後も通話定額オプションを利用したい場合は、再度申し込む必要があります。
例えば、合理的みんなのプランで通話かけ放題オプションを契約している状態で合理的シンプル290プランにプラン変更をすると通話かけ放題オプションは外れてしまいます。
たくさん通話する方は申し込みを忘れないように注意しましょう。