本稿ではOCN モバイル ONEの500MBコースからirumoの0.5GBプランに変更すると変わることを解説します。
メリット
通信容量が12MB増える
OCN モバイル ONEの500MBコースの通信容量は500MBですが、irumoの0.5GBプランの通信容量は512MBなので、通信容量が12MB増えます。
低速通信の容量制限(二段階規制)がなくなる
OCN モバイル ONEでは、低速状態で契約している容量の半分の容量の通信を行うと更に通信速度が制限されていましたが、irumoでは無制限に低速通信を行うことが出来ます。
eSIMが選択できる
OCN モバイル ONEでは、物理SIMのみの提供でしたがirumoではeSIMも選択することが出来ます。
【iPhone】APN構成プロファイルが不要になる
OCN モバイル ONEではAPN構成プロファイルが必要でしたが、irumoではAPN構成プロファイルが不要です。
これにより、デュアルSIM運用の選択肢が広がります。
通話品質が高品質になる
プレフィックス通話からVoLTE通話になるので、クリアに通話することが出来ます。
【iPhoneユーザー】Apple Watch Cellularモデルが使える
irumoはワンナンバーサービスに提供しており、Apple Watch Cellularモデルを単体で使用できます。
デメリット
5G通信が使えなくなる
OCN モバイル ONEでは5Gを使う事が出来ましたが、irumo(500MBプラン)では4Gしか使えません。
最大通信速度が3Mbpsに制限される
irumo(500MBプラン)では最大通信速度が3Mbpsに制限されます。
「ネット検索」「動画の視聴(720Pまで)」「SNS」といった日常使いではストレスを感じることは少ない通信速度ですが、アプリのインストールやアップデート、動画ファイルのダウンロード等ではストレスを感じる事が多い通信速度です。
高速通信/低速通信の切り替えが出来なくなる
OCN モバイル ONEでは、任意のタイミングで高速通信(ギガ消費あり)と低速通信(節約モード/ギガ消費なし)の切り替えが出来ましたが、irumoでは出来なくなります。
低速時の通信速度が128Kbpsになる
OCN モバイル ONEでは低速時の通信速度が200Kbps(第1段階)でしたが、irumoでは128Kbpsと遅くなっています。
基本データ容量の繰り越しが出来なくなる
OCN モバイル ONEでは月内に使いきれなかったデータ容量を翌月まで繰り越すことが出来ましたが、irumoでは翌月に繰り越すことが出来ず消滅してしまいます。
パケット追加料金が高くなる
OCN モバイル ONEでは1GBあたり550円(新コースかつOCNアプリを経由した場合)でパケットの追加が出来ましたが、irumoでは1GB1100円と2倍も高くなっています。
追加チャージしたパケットの有効期限が短くなる
追加チャージしたパケットの有効期限は、OCN モバイル ONEでは3か月後の月末まででしたが、irumoでは翌月末までとなります。
通話料金が高くなる
OCN モバイル ONEでは30秒11円の通話料金だったのが、irumoでは30秒22円となります。
また、OCN モバイル ONE(500MBコース)では月間最大10分間分の無料通話がありましたが、irumoには無料通話がありません。
SMS送信料月5通無料が無くなる
OCN モバイル ONEでは月5通まで国内同士であればSMS送信料がかかりませんでしたが、irumoでは1通からSMS送信料が発生します。
カウントフリーが無くなる
OCN モバイル ONEではMusicカウントフリーオプション(無料)に申し込むことでSpotify等の音楽系アプリの通信量がカウントフリーになったり、クラウドストレージサービス「マイポケット」IP電話サービス「050Plus」の通信量がカウントフリーになりましたが、irumoでは通信量がカウントされます。
OCNメールアドレス・050Plusは継続利用可能!
月額基本料金を払う必要はありますが、継続利用が可能です。
詳しくは下記noteをご覧ください。