安くiPhoneを購入出来ても通信費がかかったら意味ないのか

iPhone

iPhoneを安く買う方法のひとつに「回線契約しながらiPhoneを購入する」という方法があります。

「回線契約してくれたら、iPhone安くするよ」という販売手法を取っている携帯会社と回線契約しiPhoneを安く買うという極めてシンプルな方法です。

「でも毎月通信費かかるんじゃ安く買えても意味ないのでは?(結局高くつくのでは?)」と考える人もいると思います。

筆者もある時まではそう思っていましたし、「高くてもいいから支払いは1回限りにしてスッキリしたい(毎月請求が来るのはもやもやする、気持ち悪い)」「必要性を感じない回線を持つ意味がないし、それにお金を払うのは不本意」とも思っていました。

ですが、ある時こういった考えが間違っていたことに気づきました。

この記事では、なぜ「毎月の通信費がかかったとしても、回線契約をしながらiPhoneを買う方がいいのか」という理由(※割引額が高い場合)や「毎月の支払いが発生することへの抵抗感を減らす方法」まで解説しています。

回線契約をしながらiPhoneを買う方が良い理由:圧倒的にお得だから

例えば、iPhone SE (第3世代 64GB)を直接AppleStoreで購入すると記事執筆時点では62800円かかります。

これが回線契約と一緒だと1円で購入することができ、プラン料金が7500円かかるとしましょう。

こういった考え方をすることが出来ます。

”同じ62800円の出費で、AppleStoreで購入すると本体しか手に入らないが携帯会社で購入すると本体に加え8カ月間無料(7500円×8カ月=60000円)で通信できる。”

もっと分かりやすく言い換えれば「Appleからではなく携帯会社でiPhoneを購入すると、購入特典として8カ月間通信費がタダ」です。

このように考えるとAppleから直接購入することは損でしかないことがご理解いただけると思います。

「機種代金がいくら」「通信費がいくら」という端末代と通信費の分離的な考え方も大事ですが、何よりも大事なことは最終的に同じ出費なら何をすれば最善かを考える事です。

これは中古iPhoneを購入する場合であったりMVNO(格安SIM・格安スマホ)の場合でも同様です。

例えばゲオモバイルでは中古iPhoneを回線契約と同時に購入すると単体購入価格より22000円引きで購入出来ることがあります。

この22000円という価格は、回線契約に伴う手数料(初期費用)が4000円、毎月の通信費が月990円かかるとすると1年6か月分の通信回線金額に相当します。

同じ出費で、機種のみ手にするのと、機種+18ヶ月間無料通信出来る環境を手にするのとどっちが良いのかは言うまでもありません。

毎月の請求が嫌だからと、回線契約を一切考えないでいると実は損しているかも知れません。

適切なタイミングでプラン変更・解約すれば損することはない

・Appleで直接iPhone SEを購入×格安SIM(月額990円)で1年間運用した場合の最終的な出費

機種代金:62800円

通信費:990円×12ヶ月
合計74680円

・携帯会社でiPhone SEを1円で購入しプラン料金7500円で1年間運用した場合の最終的な出費

機種代金:1円

通信費:7500円×12ヶ月
=合計90001円

このような計算をして、やっぱり携帯会社で購入するよりApple Storeで購入した方が15321円も安いじゃん、と考える人もいるでしょう。

しかし、月々7500円と990円では「通信品質」「通信容量」「サポート体制」等に大きな違いがある以上、この計算に意味があるとは思えませんし、適切ではありません

また、ブラックリストを恐れなければすぐ解約や他社へMNPすればAppleから直接購入するより安く端末を購入できます。

毎月の支払いが発生することへの抵抗感を減らす方法

「回線契約を伴うことでiPhoneを安く購入することは分かった。でも本体が欲しいだけなのに毎月料金が発生するのは抵抗感がある。」という方もいることでしょう。

そういった方は、スマホ支払い専用の銀行口座とクレジットカード・デビットカードを作りそこに予めまとまったお金を入れておくことで、抵抗感を減らすことができます


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