楽天モバイル、Androidで使うべき8つの理由。

MNO

データ無制限で3278円(以下)、さらに楽天Link使用で通話料が無料と、たくさんデータを使う人やたくさん電話する人にはかなりお得なキャリア、楽天モバイル。

iPhoneでもAndroidでも使うことが出来ますが、特にこだわりがない場合はAndroidで利用することをおすすめします。その方が楽天モバイルをもっとお得に利用できるためです。

以下、楽天モバイルをAndroidで使うべき理由を詳しく紹介します。

データ量の上限を設定できる

楽天モバイルにはデータ量の上限を設定する機能がありません。
しかし、Androidにはデータ量の上限値を設定する機能が備わっています。
このため「3GBまでで抑えたい(基本料1078円以上払いたくない)」あるいは「20GBまでで抑えたい(基本料2178円以上払いたくない)」ユーザーはAndroidで楽天モバイルを使用することで意図しない料金の請求を防ぐことが出来ます。

注意点として、Androidが計測した使用データ量と実際の使用データ量には多少の誤差が発生するので余裕を持った上限設定をするようにしましょう。
また、楽天リンクでの通話はカウントフリーですが、Androidのシステムは使用データ量としてカウントすることにも注意が必要です。

上限に達すると、低速になるわけではなくモバイルデータ自体がオフになります。このため一切のデータ通信が出来なくなります。(テキストメッセージの送受信も出来ません)

あくまで端末のモバイルデータがオフになるだけで楽天モバイルが回線を止めるわけではないため再度手動でモバイルデータをオンにすれば通信出来ますが、閾値を超えて次の段階の料金を請求される恐れがあります

なおデータ量の上限を設定する方法は、機種やAndroidのバージョンによって異なるため各自でお調べください。

楽天リンクの使い忘れ(意図しない通話代の請求)を防げる

無料で通話するには、楽天リンクアプリを使う必要がありますが、サイトに載っている電話番号をタップして発信する場合など一部の発信シチュエーションで標準電話アプリで発信してしまうリスクがあります。 

Androidには楽天リンクサポーターという標準電話アプリでの発信を検知して自動的に楽天リンクに切り替えてくれるアプリがあり、使い忘れ(意図しない通話代の請求)を防ぐことが出来ます。

Rakuten Linkサポーター - Google Play のアプリ
楽天モバイルを契約されている方が Rakuten Link での無料通話をスムーズに開始できるよう手助けするアプリです。

※楽天モバイル公式アプリではないため、利用は自己責任でお願いします。何らかの問題が生じても筆者は責任を負いません。

圏外転送以外の着信転送が幅広く無料で利用できる

iPhoneでは、相手が楽天Linkを使って発信してきた場合のみ、圏外転送を除いて着信転送を通話料無料で利用できます。
Androidは相手が楽天Linkを使わず発信してきた場合も、圏外転送を除いて着信転送を通話料無料で利用できます。

ただし、Androidでも標準電話アプリで着信した場合は、通話料が発生します。

スマートウォッチで着信通知を受け取れる。

iPhoneでは相手が楽天Linkを使って発信してきた場合、楽天Linkに着信します。
楽天Linkに着信した場合、Apple Watchやスマートウォッチに通知が来ません

しかし、Androidでは、楽天リンクアプリの「バックグラウンド データ」をオフにすることで、非Wi-Fi接続時限定ですが、標準電話アプリで着信を受ける…つまりスマートウォッチで着信を確認できます。(詳細は下記記事でご確認ください)

留守番電話を実質無料で利用できる(一部機種)

端末に留守番電話機能(簡易留守録/伝言メモ)がある場合、先ほど紹介した設定(楽天リンクアプリの「バックグラウンド データ」をオフ)をした上で、端末の留守番電話機能を有効にすることで留守番電話を無料で利用できます。

ただし、端末がWi-Fiネットワークに接続されている場合は楽天Linkに着信するため、留守番電話を無料では利用出来ません。
しかし、デュアルSIMで運用し、着信転送と組み合わせることで実質無料で利用できます。

もう一方のSIMは実質無料から持てるpovo2.0や月額250円から持てるmineo、月額290円から持てる日本通信SIMがおすすめです。
もう一方のSIMも普通に使う予定があればこれ以外でも問題ないですが、そうでないなら330円の留守番電話サービスオプション料金を節約するためにそれ以上払うという本末転倒なことになりかねません。

なお、端末に搭載されている留守番電話機能(簡易留守録/伝言メモ)は楽天モバイル(などの通信事業者)が提供する留守番電話サービスとは違い端末本体が自動応答して相手が話した内容を本体に記録する仕組みです。
このため、本体の電源が入っていない時や圏外の時は留守番電話を利用できないので完全な代わりとはならないことに注意が必要です。

モバイルネットワークに切り替えて通話できる機能がある

Andorid版楽天リンクには、端末がWi-Fiネットワークに接続されている場合でも、モバイルネットワークに切り替えて通話する機能が搭載されています。

「Rakuten Link」の「通話時に優先的にLTEに接続する」機能とはなんですか? | お客様サポート | 楽天モバイル
Android版「Rakuten Link」で、LTEとWi-Fiのどちらも接続可能な場合に自動的にLTEへ接続する機能です。本機能を「オン...


通話品質が悪いと感じる場合、この設定を行うことで、通話品質が改善する可能性があります。(逆に、通話品質が悪くこともありますが、調整の余地があるのは大きなメリットでしょう)

また、一部の機種(Xiaomiなど)は発信時にWi-Fiネットワークに接続されていると非通知となりますが、この設定を行うことで電話番号を通知することができます。

データSIMを他社に設定していても非通知にならない

iPhoneでは通話に使うSIM/データ通信に使うSIM共に楽天モバイルSIMに指定していなければ非通知発信となってしまいます。

一方、Androidでは通話に使うSIMを楽天モバイルSIMに指定していればデータ通信に使うSIMを他社のSIMに設定していても電話番号を通知できます。

SMSを誰にでも無料で送れる

iPhoneでは相手も楽天モバイル(厳密にいうと楽天リンク)を使っていないと、無料でSMSを送信できません。(相手がiPhoneでiMassageを使っていると、無料でメッセージなどの送受信ができます)

一方Androidでは、相手が楽天モバイル(楽天リンク)を使っていなくても無料でSMSの送信が可能です。


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