MVNO(格安SIM・格安スマホ)を決める時、通信速度を気にする人も多いでしょう。
確かに格安SIMを決める上で通信速度は重要な項目です。
しかし、通信速度の評価を鵜呑みにして決めるのはあまり推奨しません。
通信速度は環境によって大きく異なる
通信速度の評価を鵜呑みにしてはいけない理由、それは通信速度は環境…具体的には使用している場所や端末、時間、タイミング等によって差があるからです。
ある人が「遅い」と評価していても、あくまでそれはその人のその時の環境下での話でしかありません。
実際に、筆者は「通信速度が遅い」と評されることの多いMVNOを利用していますが、昼休みも普通にyoutubeを見れるぐらいには速度が出ることが多く特に遅さは感じません。
逆に、通信速度が速いと評価されることが多いMVNOでも、自分の環境では遅かったとなる可能性も十分あります。
安定した通信速度を求めるのであれば、MNO(大手キャリア)やそのサブブランド・オンラインプラン選ぶことをおすすめします。
3Mbpsも出れば大抵のことは出来る
スマホを使うのにそこまで通信速度は必要ありません。
下り3Mbpsも出ていれば、たいていの事は出来ます。
何百Mbps、ましてや1Gbpsといった通信速度が出てもスマホではオーバースペックなだけです。
そして、ほとんどのMVNOでは通勤・通学/昼休み/帰宅時間帯を除いて、数十Mbpsの通信速度が出ます。
よって、格安SIMで通信速度の事を気にする必要はありません。
MVNOは独自性で決めるのがおすすめ
筆者おすすめのMVNOの決め方は、MVNOの独自性で決める事です。
単純にデータ量と料金を見て決めるより、独自性に注目する方が安く済むことがあります。
MVNOの多くに「特定アプリのデータ通信量をカウントしない」「高速通信と低速通信の切り替えが任意で出来る(低速通信時はギガ消費なし)」「夜間に使い放題になる」「余ったデータ容量を無期限で繰り越せる」等の独自性があります。
例えば特定のアプリをよく使うといった場合、大容量プランを契約するより、そのアプリの通信量がカウントフリーになるサービスを提供しているMVNOの低容量プランを契約した方が安く済むことがあります。
ただしMVNOによっては留守番電話サービスが利用できない、クレジットカードでしか支払いできない等もあります。
必要に応じて独自性だけでなくこういったところもしっかり調べましょう。