一部のMVNO(記事執筆時点では「IIJmio」「mineo」「イオンモバイル」の3社)ではLINEの年齢確認が出来ます。
LINEの年齢確認を行うにはLINEに登録した電話番号が書き込まれているSIMを端末に挿入していないといけない…と思っていたのですがMVNO SIMの場合そうではないことが判明したので紹介します。
日本通信SIM・電話番号下3桁「108」でID/電話番号が検索が出来ないことを確認
画像は日本通信というMVNOのSIMカード(電話番号下3桁「108」)を挿入したiPhone 11で作成したLINEアカウントのキャプチャーです。
当然ながら、日本通信SIMは年齢確認に非対応なのでID・電話番号検索が出来ません。
ID・電話番号検索が出来ない状態を示したところで、いよいよ年齢確認対応MVNOを利用し、年齢確認を行いID・電話番号検索を出来るようにした手順を紹介します。
電話番号そのままmineoの契約情報を参照させる。
筆者は、LINEの年齢確認が可能なmineoも契約しています。
そこで、LINEに登録している電話番号はそのままにmineoの契約情報を参照させてみました。
年齢確認対応MVNOの契約情報を参照させる方法は、ID・電話番号検索しようとして出てくるポップアップから「その他の事業者をご契約の方」をタップして「通信事業者選択」「ログイン」「(あとは画面の指示に従う)」と進めていく方法と、LINEの設定画面(歯車アイコン)から「年齢確認」「年齢確認結果」「その他の事業者をご契約の方」(以下略)の順にタップし進めていく方法の2通りの方法があります。
手元に該当のSIMが無くても問題なし。年齢確認後に登録電話番号が変わる事もない。
年齢確認をするのに、SIMカードの入れ替えを求められることはなく、年齢確認に使用する回線の電話番号にSMS等が来ることもありませんでした。
また、年齢確認後、LINEに登録してある電話番号が年齢確認に使用した電話番号に変更されるということもありませんでした。
同一電話番号で複数のLINEアカウントの年齢確認も可能
家族の誰か(Aさんとします)が年齢確認が出来ないSIMを使っていても、家族の別の誰か(Bさんとします)が年齢確認が可能なMVNOのSIMを利用していればBさんにMVNOのアカウント(ログイン)情報を教えてもらって年齢確認することで、AさんもID検索・電話番号検索等が出来るようになります。
この時、Bさんが既に年齢確認に使用した電話番号でAさんが年齢確認しても問題ありません。
アカウント情報を教えれば友人等も年齢確認することが出来ますが、セキュリティー等の問題があるのであまり推奨しません。
また、18歳以下の家族が使っているLINEアカウントをこの方法で年齢確認(詐称)し、ID・電話番号検索できるようにするのもトラブル防止の観点から推奨しません。
大手キャリア・サブブランド(UQ Mobile)ではこの方法が利用できない
大手キャリア・サブブランド(UQ Mobile)では「アカウント情報を教えてもらって年齢確認する」ということが出来ません。
2段階認証で、その電話番号が書き込まれたSIMカードが端末に入っている(その回線で認証する)必要があるからです。
大手キャリア・サブブランドを使っている人の情報を借りて年齢確認するにはSIMカードを入れ替える必要があります。
(※UQ Mobile以外では出来る可能性があります。筆者はMNO・サブブランドはUQ Mobileしか契約していない為これ以上の検証ができません。)