キャリア(KDDI,Docomo,SoftBank)が提供している副回線サービスですが、結論から言うと全くおすすめ出来ません。
この記事では、副回線サービスの内容とおすすめしない理由、副回線サービスよりコスパのいいMVNO・Povo2.0について紹介します。
副回線サービスの概要
副回線サービスとは、他の通信事業者(キャリア)のネットワークを使うことが出来るサービスです。
通信障害が発生していないときでも利用することが出来ます
副回線サービスを申し込むと新規にSIMカードが発行されます。(KDDIの副回線サービスは物理SIMとeSIMの両方、DocomoとSoftBankの副回線サービスはeSIMのみ提供。)
1つのSIMカードで両社の通信網を使えるわけではありません。
電話番号は主回線と異なり、かけ放題プランに加入していても30秒毎に22円の通話料がかかります
通信が出来なくなった時はユーザーが自主的にSIMカードを切り替える必要があります。
通信速度は最大300Kbpsで月間500MBまで(500MB超過後は128Kbps)
月額429円です。
300Kbpsで出来ること
「メール・LINE」「音楽・ラジオ」「低画質での動画再生」「PayPay」が出来る程度の通信速度です。
サイト閲覧は1ページ平均8秒かかる計算なのでストレスがかかるでしょう。
SNSもテキストはすぐに表示されるものの画像表示に時間がかかるので人によってはストレスがかかるでしょう。
youtubeで300Kbpsで検索すると疑似体験することが出来ます。
500MBの目安
Web閲覧なら約1000ページ~1650ページ閲覧できます。
画像が多いサイトを見ることが多い場合は1000ページ足らずで500MBに達することもあります。
動画閲覧(240P。通信速度300Kbpsで何とか再生できる最高画質)なら約2時間45分
300Kbpsの通信速度で通信し続けると約3時間47分
で通信量500MBに達します。
副回線サービスよりMVNO・Povoの利用がおすすめ
その理由は「通信容量」「通信速度」「価格」どれをとっても優れているからです。
日本通信SIM 合理的シンプル290プラン
月額290円で月1GBまで高速データ通信が出来ます。
通話料も30秒11円と安く、通話品質もVoLTE通話なので大手キャリアと全く変わりません
回線はDocomo回線です。
eSIMにも対応しています。
mineo マイそくスーパーライト
mineoのマイそくスーパーライトプランは月額250円で回線を維持(所有)することができ、198円払うことで24時間データ使い放題にできるプランです。
(198円払わない場合の通信速度は最大32Kbpsとなりほぼ何も出来ません。)
Au/Docomo/SoftBank回線から選択することが出来ます。
Au/Docomo回線ではeSIMにも対応しています。
Povo2.0(※SoftBank,Docomo契約者)
SoftBank,Docomo契約者は、Povo2.0の契約がおすすめです。
Povo2.0は月額37円(※)で回線を維持でき、有効期限7日間の1GBが390円、24時間データ使い放題が330円で購入できます。
Povo2.0なら物理SIMカードでの利用も可能です。
Povo申込時に紹介コード「LLXEHLBA」を入力すると、100GB(3日間)がSIMの有効化またはeSIMの発効後、自動的に適用されます。
※180日間の合計で660円を超える通話・SMSの利用か有料トッピングを180日に最低1回する必要があり、一番安いトッピングが220円であることから算出。