中古スマホを激安で販売しているサイトを見つけたので購入したのですが、待てど暮らせど届かず、詐欺サイトだったということがありました。
詐欺サイトに引っかかるとお金を騙し取られるだけでなく、住所などの個人情報も知られてしまうことになります。
詐欺サイトに引っかかってしまった経験から、詐欺サイトを見分けるポイントについて紹介しています。
こんなサイトに要注意
URLが意味のない英数字の羅列
「n3a0ca2bd72e2.com」のようにURLがランダムな英数字の羅列の場合、詐欺サイトの可能性が高いです。
スマホでサイトにアクセスするとURLが最後まで表示されないことを利用して、初めの部分はまともに見えるURLにしていることもあるのでよく注意しましょう。
SSL化(暗号化)されていない
「安全ではありません」等と表示されている場合は暗号化されていない証拠ですので、購入するのは避けましょう。URLがhttps://ではなくhttp://~となっているのも暗号化されていないことを見分けるポイントです。
作りが雑、煽ってくる
日本語が不自然、中国語や英語が混じっている、フォントがおかしい、全体的に整っていない(画像とテキストの配置がぐちゃぐちゃ等)、やたらと「今だけこの価格」アピールをしてくる、やたらとテキストを点滅させたり光らせているサイトも詐欺サイトです。
支払い方法が口座振り込みのみ、かつ個人名
支払い方法が、口座振り込み限定でなおかつ個人名義の場合は注意しましょう。
クレジットカード対応と謳っていながらメンテナンス中などの理由で個人名義の銀行口座に振り込みするよう誘導してくる場合も、そもそも詐欺であることを隠すための手段であったりするので、クレジットカード対応の表示があるからと信じないようにしましょう
相場よりかなり安い
改造品(非純正のディスプレイ、バッテリー、カメラなどに交換されている)、ジャンク品、海外版の端末(技適無し、SIMスロットの仕様が異なる)、ネットワーク利用制限がかかっているなどの訳あり品でも、セールを行っているわけでもないのに相場よりかなり安く販売されているサイトも要注意です。
ただし、セール表示は簡単に出来るのでセールと表示されているからと安易に信じないようにしましょう。
大手ECサイトも油断禁物
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどにも詐欺ショップが出店していることがあるので、大手ECサイトだからと油断しないようにしましょう。
詐欺サイトに引っかかった2つの理由
店頭で中古スマホを実際に見ていた
最初はネットではなく店舗で購入しようと考えてたため、大阪の中古スマホショップを何店舗かめぐっていました。
いい商品が見つかったため購入しようと考えたのですが、ネットで購入すると安いパターンもあるため念のためにネット販売価格を確認。するとやはり安くネットの方が安く売っているではありませんか!しかも今目の前にある端末のIMEI番号と、詐欺ショップに表示されている端末のIMEI番号が一致。
詐欺サイトの名前が今いる中古スマホのショップ名でショップ外観写真が使われていたこともあって本物のショップだと信じてしまいました。
余裕がなかった
端末をはやく入手したいという思いから「早く買わないと売り切れてしまう」と焦ってしまい、詐欺サイトの可能性を疑わなかったことも引っかかった理由です。
時間やお金、在庫などに余裕がない時は判断力が落ちて詐欺サイトを見抜けない恐れがあるので注意しましょう(筆者だけでしょうか)