メイン回線をeSIMで契約したところ、後悔する羽目になったのでその理由と筆者の考えるeSIMの正しい扱い方について紹介します。
メイン回線をeSIMで契約して後悔した理由
「端末が故障した/修理に出した時に回線が使えなくなる」「回線を使い続けたい場合は割高な手数料が発生する」からです。
物理SIMであれば、故障した端末からSIMカードを抜き他の端末に差し替えるだけで回線の継続使用が出来ます。手数料もかかりません。
eSIMの場合、eSIMプロファイルの再発行を行えば回線の継続使用は出来ますが、手数料が発生します。(大手キャリアでオンラインで再発行する場合は手数料かからないことが多いですが、ショップで再発行したりMVNOの場合は手数料がかかることが多いです。)
端末の修理が終わってeSIMをメイン端末に戻すときにも再発行手数料が発生することを踏まえると、回線を使い続けたい場合、1度の端末の故障で2回も手数料を支払うことになります。
端末の修理が終わるまで回線が使えなくてもいいという場合は、1回のeSIM再発行手数料の支払いで済みますが、メイン回線の場合、電話番号を周囲の人等に教えていることもあり「回線(電話番号)が使えない期間」が発生するのは極力避けたいものです。
これが、筆者がメイン回線をeSIMで契約して後悔した理由です。
筆者の考えるeSIMの正しい扱い方
「eSIMプロファイル再発行手数料のかからない回線」「サブ(副)回線」「データ通信専用回線」「プリペイド回線(海外渡航時用の回線)」の契約用として使うことです。
端末の故障があっても日常生活への影響は限りなく小さく済むからです。
eSIMから物理SIMへ変更。3300円もの高い勉強代が発生。
eSIMのまま使い続けるか悩んだものの結局、eSIMから物理SIMに変更手続きをしました。
eSIMの再発行手数料が1100円と高額で、端末が故障するたびに2200円そして機種変更をした時に1100円かかることを考えると手数料を払った方がいいと判断したからです。
筆者の契約していた日本通信SIMでは3300円ものSIM変更手数料が発生しました。
(SIMカードの故障や紛失、規格変更がない限り)1回だけの3300円の支払いと侮ることなかれ。
月額290円のプランを契約している筆者にとってこの金額はプラン料金1年分に近い金額です。