iPhoneやiPadを使う上で、定期的に確認すべきことがあります。
それは空き容量です。もし不足していると写真・動画撮影ができず思い出を残せなかったり、iOS/iPad OSのアップデートができない、iPhone/iPadの動作が不安定になるなどの様々な問題が発生します。
そこで、本稿ではiPhone/iPadで空き容量を確認する方法を紹介します。
「設定→一般→iPhoneストレージ」で確認できる空き容量はフェイク
iPhoneやiPadの空き容量を確認する際、設定アプリを開き下記画像のように「設定」「一般」「iPhone(iPad)ストレージ」の順にタップして空き容量を確認する方も多いと思いますが、実はこの方法で確認できる空き容量はフェイクです。
「設定→一般→情報」の「使用可能」を確認しよう
正しい(精度の高い)空き容量は、設定アプリを開き「一般」「情報」の順番にタップすることで確認できます。「使用可能」の横に書かれている数字がそれです。下の画像の例だと「226.75GBです」
iPhone(iPad)ストレージの空き容量がフェイクである2つの根拠
「設定」「一般」「iPhone(iPad)ストレージ」の順にタップして確認できる空き容量を筆者がフェイクとする根拠は2つあります。
1つは、経験によるもの。
空き容量が30GBある状態で5GBのデータを入れれば、当然空き容量は25GBに減少しますが、iPhone(iPad)ストレージで確認すると5GBも減っていないということが何回もあったことです。
もう1つは、Macと接続した時に接続される空き容量との差です。
実は、iPhone/iPadの空き容量を確認する方法としてMacに接続するという方法があります。
下の画像はiPadをMacに接続して空き容量を確認したもので、空き容量は「22.27GB」と表示されています。なお、接続はケーブルを用いた有線接続を行っております。
続いて下の画像は、iPadの空き容量の2つの確認結果を1枚にまとめたものです。
分かりにくいですが、上が「iPhone(iPad)ストレージ」で確認したもので、空き容量は「30.91GB」となっています。
そして、下が「使用可能」で確認したもので、空き容量は「22.63GB」となっています。
「使用可能」で確認した方が、近い数値を表示しています。
今回の例では「iPhone(iPad)ストレージ」で確認できる空き容量が、「使用可能」「Mac接続」で確認したものより、8GB以上多く空き容量があると表示しています。
「iPhone(iPad)ストレージ」で空き容量を確認して「まだまだ余裕ある」と思っていたら、実は全然空き容量なかったと焦らないように、今まで「iPhone(iPad)ストレージ」で空き容量を確認していた人はこれからは「使用可能」または「Mac接続」で空き容量を確認するようにしましょう。