タブレットの王者的存在、iPad。
当初はコンテンツ消費デバイスとして登場しましたが、今や動画や画像の編集、絵画・イラスト作成、音楽制作などクリエイティブな用途にも利用可能です。
実際、iPadの紹介ページも「生産性」を全面的に押し出しています。
さて、これだけ「生産性」の高さがアピールされていることや、価格のことを考えると「動画を大画面で見るためだけにiPadを買うのは勿体ないかな」「動画見るだけなら格安のAndroidタブレットでも十分かな」と思う人もいるのではないでしょうか。
本稿では、そんな人に向けて「動画専用機としてiPadを買う価値はあるのか」解説します。
動画を見るだけでも購入するのは全然あり
筆者は動画を見るだけであってもiPadを購入するのは全然ありだと考えます。
その理由は、後々「何かクリエイティブなことをしたい」と思った時に対応できるからです。
筆者の周りにも、最初はiPadを「動画専用機」として購入したが、次第に写真編集や動画編集、お絵描き・イラスト制作などをしたくなり「iPadにしておいてよかった」という人がいます。
逆に「動画見るだけだから」とAndroidタブレットを購入し、色々したくなったけれどアプリの質が悪くて後悔した(iPadを買いなおした)という人もいます。
もし、iPhoneユーザーであれば、クリエイティブなことを一切する予定が無くてもiPadを買う価値があります。iPhoneとiPadはシームレスにつながるからです。
例えば、動画を見ていて、メモを取りたいと思った時、iPadであればそのままメモしたことをiPhoneで見ることが出来ます。いちいち動画を止めてiPhoneに持ち替える必要がないのです。
また、動画を見ている最中に電話やFaceTimeがかかってきたとき、あるいはLINEが来た時、iPadであればそのまま対応できます。(電話・FaceTimeは同一Wi-Fiネットワークに接続されている必要あり)
他にも、様々なところでiPhoneとiPadは連携していますし、操作方法もほとんど変わらないのでiPhoneユーザーであればiPadを積極的に検討しましょう。
もちろんAndroidタブレットを購入するのもあり
一方で、Androidタブレットを購入するのも大いにありです。
Androidタブレットの魅力はなんといっても安いこと。
記事執筆時点で一番安いiPadが64GBストレージで58800円なのに対し、Androidだと20000円台で128GB以上のストレージを搭載したものが買えます。
また、機種によってはSDカードに対応していたり、防水に対応していたり、あるいは堅牢性の高いものもあります。
小さい子に渡すなど雑に扱われそうであったり、車に積みっぱなしにするような場合、Androidタブレットの方が故障時のダメージが少ないためおすすめです。
また、Androidスマートフォンを使っている方も、初期設定やデータの同期、操作性の面からAndroidタブレットがおすすめです。