本稿では、MVNOで人気の5GBプランを安価に提供しているIIJmioとNuroモバイルを比較し、どんな人にどちらかおすすめかについて解説しています。
IIJmio | Nuroモバイル | |
回線 | au Docomo | au Docomo SoftBank |
eSIM | 対応回線:両回線 eSIM再発行手数料:220円(au回線)433.4円(Docomo回線) | 対応回線:Docomo回線 eSIM再発行手数料:440円 |
通話関係 | 30秒11円(専用アプリ不要) 5分かけ放題:500円 10分かけ放題:700円 かけ放題:1400円 | 30秒11円(専用アプリ不要) 5分かけ放題:490円 10分かけ放題:880円 かけ放題:1430円 |
長期利用特典 | なし | 3ヶ月ごとに+3GB(有効期限3ヶ月) |
カウントフリー | なし | LINE |
データ繰り越し | 対応 | 対応 |
データチャージ | 1GB:220円(有効期限:当月末) | 1GB:550円(有効期限:購入月を含まない3か月後の月末) |
パケット(ギガ)プレゼント | 同一mioID間限定 プレゼントできるパケットに制限なし | 誰でも(電話番号が必要) 当月の契約パケットのみプレゼント可能 |
パケット(ギガ)シェア | 同一mioID間限定 | なし |
低速関係 | 節約スイッチ:あり 低速時の通信速度:300Kbps 低速時の通信制限:3日366MB | 節約スイッチ:あり 低速時の通信速度:200Kbps 低速時の通信制限:なし |
端末ラインナップ | 約40種類 | 約10種類 |
サポート | チャット メール 電話・インターネット通話 公式X 9:00〜19:00 年中無休 | チャット メール 電話 10:00~18:00 年末年始休業 |
IIJmioの特長・おすすめな人
IIJmioの特長はまず何といっても端末ラインナップの豊富さ・安さです。
様々な価格帯の端末、安心・安全の国産端末からコスパの高い中国製端末、話題の端末からiPhoneなど人気の高い端末、そしてニッチな端末まで様々な端末を取り扱っています。
しかも定価より安く提供している機種も多く、MNPで契約するとさらに安くなることもあります。
また、OSのアップデートがあるとすぐに動作検証を行い、検証結果を公式HP/公式Xに公開します。
そのため、スマホデビューを考えている場合や端末を安く購入したい人、いち早く最新OSを使いたい人におすすめです。
サポート力の高さもIIJmioの大きな特徴です。
IIJmioも他の多くのMVNOと同様店舗が無いため、対面でスマホの画面を見せながら質問・相談することが出来ません。つまり何か困った場合、うまく言語化してサポートに伝えなければなりません。
他社のサポートは「スマホ用語」が分かっている前提で話を進めてきたりしますが、IIJmioは顧客のレベルに応じたサポートをしてくれます。
サポートを受ける手段が豊富にあり、さらに年中無休で、対応時間も朝9時から夜7時までと相談しやすい環境も見逃せません。
そのため、スマホやSIMに不慣れな人にもおすすめです。
その他「au回線のeSIMを使いたい人」「10分かけ放題・かけ放題を利用したい人」「同一通信事業者で複数回線持ちたい人」にもIIJmioがおすすめです。
Nuroモバイルの特長・おすすめな人
Nuroモバイル(VMプラン)の最大の特長はLINEの一部機能がカウントフリーのため実質5GB以上通信出来ることです。
(ただし、当月ご利用のデータ通信量が月間の契約データ容量を超えた場合、カウントフリーの通信…つまりLINEの通信速度も200Kbpsに制限されてしまいます)
また、3ヶ月目以降は3ヶ月ごとに3GB(有効期限:受け取り月の翌々月末)もらえるので、もらった3GBを3ヶ月で均等に使えば月6GB以上通信できます
さらに低速通信が使い放題と、通信事業者の基本サービスである通信面がしっかりしている印象です。
そのため「5GBを少し超えてしまう月がある」「ラジオをよく聞く、ラジオ代わりにyoutubeを低画質で再生する」人にはnuroモバイルがおすすめです。
その他、SoftBank回線を使いたい人にもおすすめです。
SoftBank回線で5GB990円は業界最安値クラスです。