クラウドストレージを検討中にチェックしたいポイントについて解説します
プライバシーに配慮されているか
クラウドストレージによっては、保存したデータを機械学習に使われたり、(AIによる)検閲が行われたります。
機械的であっても見られる、使われるのが嫌な場合や、いかがわしい写真・動画・イラスト等を保存したい場合はプライバシー保護がしっかりしている(検閲のない)クラウドストレージを選びましょう。
特にいかがわしいコンテンツを検閲のあるクラウドストレージに保存すると、アカウントが停止処分されるリスクがあります。
「いかがわしい写真なんて保存しない」と思っていても、子どもの写真を保存したい場合は要注意です。
「子どもと一緒に入浴している写真」「子どもの水着姿の写真(プールや海、川などで水遊びしている様子を撮った写真)」「子どもが発疹したので医師に見せようと撮った写真」「仕事上必要で撮影した子どもの裸の写真(医師など)」が「いかがわしい(児童ポルノ)」判定を受けたという事例があるからです。
子どもの写真を保存したい場合はプライバシー保護のしっかりしている(検閲のない)クラウドストレージを選ぶことをおすすめします。
プライバシー保護がしっかりしている(検閲のない)クラウドストレージは「MEGA」「sync.com」「Icedrive」が有名です。
利便性
日本語に対応していたり、サポートがしっかりしているクラウドストレージを選べば安心して使えます。
動画を保存することが多い場合は、1ファイルあたりの容量制限が大きいクラウドストレージや転送速度が速い・転送容量の多いクラウドストレージを選ぶとストレスなく使えます
特定の端末(OS)で主に使う場合はその端末(OS)と相性がいいクラウドストレージを選択すれば快適に使えます(Apple製品はiCloud+、Android製品はGoogle One、WindwowsはOneDriveと相性がいいです。)
また、スマホで使う場合はスマホアプリがあれば便利に使えます。
契約特典
クラウドストレージによっては、契約することでVPNを無料で利用できたり、AI機能が使えたりと契約特典を提供していることがあります。
セキュリティー
個人情報を含むファイルや機密情報をクラウドストレージに保存する場合は、E2EEされているか、二段階認証が設定できるか、変更履歴を確認できるか(バックアップ・復元できるか)等を確認しましょう。
価格
年額プランが用意されていて月額プランで入るより安かったり、アプリストア(Google Play/App Store)から加入するよりWebから加入した方が安いというケースがあります。
加入することを決めたら、お得な加入方法がないか良く調べましょう。