「5Gスマホ」まだ時期尚早だと思う4つの理由

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本稿では、筆者が5Gスマホをまだ時期尚早だと思う4つの理由を紹介します。

5Gを活かせるコンテンツがまだほとんどない

現状、5Gでなければ出来ない(難しい)ことがほぼありません。
4G環境で困ったことがないなら、5G対応端末に機種変更しても大きな変化は感じられないでしょう。

今の5Gは真の5Gではないことが多い

5Gには「NSA」「SA」という2つの通信方式と、「ミリ波」「sub6」という2つの周波数帯が存在します。

今の5GはNSA方式・sub6による通信が主流で、5Gのメリットをフルに享受出来ません。

さらに端末がSA/ミリ波に対応している必要があります。
(iPhoneの国内モデルは記事執筆時点で最新モデルである14のみSAに対応しており、ミリ派はすべてのモデルで対応していません。)

バッテリー消費問題

5Gは4Gと比較して多くのバッテリーを消費します。

バッテリーを多く消費するに見合うパフォーマンスをしてくれれば多少バッテリーの減りが速くても文句なしですが、4Gでも通信速度に不満を感じることが全くと言っていいほど無い現状を考えると、擁護できない問題です。

通信速度のさらなる向上が見込める

最初に4Gに対応したiPhone「5」では最大通信速度が100Mbpsでした。
その後、どんどんと最大通信速度を上げていき、4Gオンリー最後のiPhone「11(Pro)」では838Mbps~1388Mbpsとなりました。

5G対応iPhoneも新しい機種になればなるほど、最大通信速度がアップしています。

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